2022年06月

牡蠣の料理方法について!定番レシピから変わり種までご紹介

 

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「海のミルク」という別名を持つほど、その濃厚なクリーミーな味わいと栄養の高さが特徴の牡蠣ですが、いつも牡蠣フライや焼き牡蠣ばかりで飽きてしまったという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、生食編と加熱編にわけて、牡蠣のさまざまな料理方法をご紹介します。定番のレシピから、変わり種までご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

牡蠣のおいしい料理法【生食編】

ここでは、牡蠣を生でいただくときの注意点や食べ方、さらに料理法をご紹介します。

生食するときの注意点

牡蠣を生食するときには、きちんと生食用と記載された牡蠣を購入することが大切です。生食用の牡蠣は、保健所に指定された海域で採れた牡蠣です。紫外線によって殺菌された海水で、2日間から3日間かけて毒素を排出する工夫もおこなわれています。

加熱用の牡蠣を生で食べてしまうと、食中毒を引き起こしたり、体調を崩してしまったりする可能性があるため、絶対にやめましょう。また、生食用の牡蠣でも、その日の体調によっては、体調不良を起こしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

生牡蠣の食べ方

まずは、軍手をはめて、ひとまわり大きな殻のほうを下に持ちましょう。次に右上にある貝柱の部分に隙間をあけていきます。ナイフなどを使用すると危険なため、牡蠣開け器を使用するのがオススメです。

隙間が開いたら、牡蠣開け器を中に差し入れ、貝柱を切ります。殻が簡単に外れる状態になったら、殻ごと水の中に入れ、身を取り出していきましょう。身はザルに入れ、しっかりと塩をふってください。

次に、3%くらいの塩水を使って、優しくゆすりながらふり洗いします。そうすることで、臭みやぬめりを取り除くことが可能です。最後に、ペーパータオルで水気を切ったら完成です。

生牡蠣の料理法

牡蠣本来の味わいを堪能したいという場合には、醤油とレモン汁でいただくのが定番です。お好みで、大根おろしを加えてもよいでしょう。お酒に合う肴がほしいという方は、ペッパーソースとケチャップを混ぜたソースをかけて食べるのがオススメです。甘辛いソースと牡蠣の濃厚な旨味がかけ合わさって、お酒に合う一品へと早変わりします。

また、味噌・レモン・オリーブオイルを混ぜ合わせたソースをかけて食べるのもオススメです。コクと酸味をあわせもつソースが、牡蠣と相性抜群です。

牡蠣のおいしい料理法【加熱調理編】

牡蠣を加熱調理する場合には、加熱用の牡蠣を使用するようにしてください。なぜなら、加熱用の牡蠣は、生食用の牡蠣に比べて、身がふっくらとしていてコクがあるためです。調理法に合わせて、適切な牡蠣を選ぶことが大切です。

また、ノロウイルスを防ぐためには、牡蠣の中心温度が85度になる状態で、1分以上加熱する必要があることを覚えておきましょう。

牡蠣の炊き込みごはん

牡蠣のエキスを存分に味わえるのが、牡蠣の炊き込みごはんです。まずは、加熱用の牡蠣を洗って、表面の汚れを落としていきます。その際、水で洗ってしまうと牡蠣が水っぽくなってしまうため、塩水で洗うようにしましょう。数回水で汚れをすすいだら、キッチンペーパーでしっかりと水分を拭き取ります。

次に、生姜・お水・醤油・調理酒を煮立て、沸騰した頃に牡蠣を加えてください。牡蠣の中心に火が通るまで加熱したら、火を止めて常温になるまで待ちます。

さらに、炊飯器に用意した出し汁を加えてごはんを炊き込みます。火を通した牡蠣は、出し汁と一緒に炊飯器に入れるのではなく、炊き上がり後に加えることで、身が小さく縮んでしまうことを防げます。最後に、薬味をお好みで加えたら完成です。

牡蠣のバター醤油焼き

牡蠣のバター醤油焼きは、ビールやハイボールと相性抜群で、おかずとしてだけでなく、おつまみとしても最適です。作り方は簡単で、洗って水気を切った牡蠣に、塩・胡椒で下味をつけ、小麦粉をまぶしていきます。

次に、フライパンにサラダ油を入れて少し熱したら、小麦粉をまぶした牡蠣を焼いていきましょう。ひっくり返して両面に焼き色がほんのりとついたら、バター10gを加えて、さらに焼いていきます。牡蠣の中心まで火が通ったら、みりんと醤油を加えて絡めて完成です。盛り付けの際には、レタスや水菜の上に牡蠣を盛り付けると、見た目がさらによくなります。

牡蠣のポン酢あえ

さっと一品作りたいというときには、牡蠣のポン酢あえがオススメです。まずは、下処理として、牡蠣を塩水で優しく洗い水気を切っていきます。次に、料理酒と水を小鍋の8分目くらいまで入れ、しっかりと沸騰させてください。そこに下処理を終えた牡蠣を入れ、さらに沸騰するのを待って、弱火にして茹でます。1分ほどたったら、ザルにあげて冷やしてください。常温になるくらいまで冷えたら、ポン酢・大根おろし・ネギを盛り付け、さらに冷蔵庫で冷やして完成です。

まとめ

今回は、牡蠣のおいしい料理方法を、生食用と加熱用にわけてご紹介しました。牡蠣は、生食用と加熱用にわけて販売されているため、自分が作りたいレシピに合わせて適切な牡蠣を選ぶのが最大のポイントです。素材の味を最大限に活かした、おいしい牡蠣料理を味わってみてください。

兵庫県にあります「平成水産」では、ぷりぷりの弾力が自慢の「成寿牡蠣」をご自宅にお届けします。牡蠣独特の臭みが少ないため、牡蠣が苦手な方でもおいしく召し上がっていただけます。殻付き牡蠣と剥き身の2種類をご用意しておりますので、料理方法に合わせてお楽しみください。