コラム

牡蠣は冷凍保存がオススメ!むき身・殻付き牡蠣の冷凍方法と解凍方法を解説

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生で食べても、加熱してもおいしい牡蠣ですが、あたりやすい食材というイメージがあり、正しい保存方法に自信がないという方も多いのではないでしょうか。実は牡蠣は、むき身でも、殻付きでも下処理をきちんとおこなうことで、1ヶ月程度冷凍保存することが可能です。今回は、牡蠣をおいしく冷凍保存する方法と解凍方法について、詳しくご紹介します。

牡蠣は冷凍保存がオススメ

牡蠣は、生ものであるだけでなく、食中毒を引き起こすケースもあるとてもデリケートな食材なため、冷蔵で保存した場合には、3日しか日持ちしません。おいしい牡蠣を長期保存したいという場合には、冷凍保存するのがオススメです。冷凍保存であれば、1ヶ月程度おいしくいただくことができます。

とはいえ、やはり冷凍保存すればするほど風味が落ちてくるため、早めに食べるようにしましょう。また、生食用の牡蠣でも、冷凍した場合には生食には適さないため、しっかりと加熱調理するように注意してください。

牡蠣の冷凍方法・解凍方法

ここでは、牡蠣をおいしく冷凍するための方法と解凍方法をご紹介します。解凍後にさっと料理に使用したい場合にはむき身を、焼き牡蠣として楽しみたい場合には殻付きの牡蠣を冷凍するようにしましょう。

むき身の冷凍方法

むき身は、まず塩水と片栗粉を使って、汚れやぬめりを取り除く必要があります。ボウルに牡蠣のむき身を入れたら、1つの牡蠣あたり小さじ1/2くらいの片栗粉をふりかけ、優しく馴染ませていきましょう。

次に、別のボウルに3%の塩水を用意し、牡蠣を塩水の中でゆすぎ洗いしていきます。塩水ではなく、普通の水道水を使用してしまうと、牡蠣が水分を吸いこんで水っぽくなったり、加熱した際に身が縮みやすくなったりしてしまうため、注意しましょう。

きれいに洗えたら、キッチンペーパーを使って水分を拭き取ります。次に、金属のバッドに牡蠣を並べ、1時間冷凍します。この段階では、牡蠣がくっつかないように表面を凍らせるのが目的なので、牡蠣同士が重ならないよう注意してください。最後に、冷凍保存用の袋に牡蠣を入れ、空気をしっかり抜いた上で口を閉じたら完成です。

むき身の解凍方法

牡蠣のむき身を解凍する際には、塩水で解凍させるのがポイントです。必要な分だけ取り出し、3%の塩水に1時間くらい放置しておきましょう。冷凍庫から出して、直接加熱してしまうと、身が縮んでしまうため、注意が必要です。解凍した牡蠣は、下処理も全て済んでいるため、すぐに調理に使用することができます。

殻付き牡蠣の冷凍方法

殻付きの牡蠣も、そのまま冷凍保存することが可能です。まずは、水の入ったボウルに牡蠣を付けて、殻の表面にある汚れをていねいに取り除きましょう。落ちにくい汚れは、タワシを使うことで簡単に落とすことが可能です。次に、殻の表面にある水気をキッチンペーパーで拭き取り、冷凍保存用の袋に入れたら完成です。

殻付き牡蠣の解凍方法

殻付き牡蠣は、電子レンジを使用することで簡単に解凍できます。まずは、耐熱皿に殻付きの牡蠣を1つのせてふんわりとラップをかけ、500Wで4分程度加熱します。次に、食事用のナイフか牡蠣用ナイフを牡蠣の殻の間に差し入れ、殻を開きましょう。手を怪我しないように、軍手を使用するのがオススメです。殻が開いたら、身を取り外し、塩水で洗って完成です。

冷凍牡蠣のレシピ

ここでは、冷凍牡蠣をおいしく調理するレシピをご紹介します。

ホイル焼き

思い立ったらすぐに調理できるのが、牡蠣のホイル焼きです。まずは、アルミホイルを二重にして舟形にし、中に薄切りした玉ねぎやキャベツ、白菜などを敷きつめます。その上に解凍した牡蠣を並べ、バター1かけらをのせ、醤油をかけます。

アルミホイルをしっかりと閉じて、オーブントースターで15分程度加熱すれば完成です。お好みで、ネギや大根おろしをトッピングしましょう。簡単にできるため、おかずとしても、酒の肴としても最適です。

牡蠣フライ

牡蠣料理の中でもとくに人気が高いのが、牡蠣フライです。まずは、冷凍牡蠣を塩水で解凍したら、いつもよりも念入りに水分を取り除きます。水分が残っていると、油ハネにつながるため、注意してください。

次に、牡蠣にコショウで下味を付けていきます。そして、小麦粉・溶き卵・パン粉の順番にしっかりとまぶしてください。パン粉を選ぶときには、生パン粉を使用することで、よりサクサクとした食感に仕上げられます。

そして、160℃の油で、弱火で揚げ焼きにしていきます。とくに、冷凍牡蠣を使用する場合には、低めの温度でじっくりと時間をかけて中まで加熱するのがポイントです。3分ほど立ったら裏返し、さらに1分半ほど揚げ焼きにします。

仕上げでは、強火にして上下に火を通すことで、衣をカリッとさせることが可能です。衣がきつね色になったらバットに取り出して、さらに余熱を加えて完成です。

まとめ

今回は、牡蠣の冷凍方法や解凍方法、また冷凍牡蠣を使ったレシピについてご紹介しました。冷蔵保存では長くて3日しかもたない牡蠣も、冷凍することで1ヶ月程度おいしく楽しめるようになります。むき身でも殻付きでも簡単に冷凍できるため、ぜひ適切な保存方法でおいしく牡蠣をいただきましょう。

兵庫県網干にあります「平成水産」では、「成寿牡蠣」という自慢のブランド牡蠣をご用意しております。成寿牡蠣の魅力は、なんといってもそのプリプリとした食感と臭みのなさです。むき身・殻付きとどちらもご用意しておりますので、ぜひ一度ご賞味ください。

牡蠣の料理方法について!定番レシピから変わり種までご紹介

 

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「海のミルク」という別名を持つほど、その濃厚なクリーミーな味わいと栄養の高さが特徴の牡蠣ですが、いつも牡蠣フライや焼き牡蠣ばかりで飽きてしまったという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、生食編と加熱編にわけて、牡蠣のさまざまな料理方法をご紹介します。定番のレシピから、変わり種までご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

牡蠣のおいしい料理法【生食編】

ここでは、牡蠣を生でいただくときの注意点や食べ方、さらに料理法をご紹介します。

生食するときの注意点

牡蠣を生食するときには、きちんと生食用と記載された牡蠣を購入することが大切です。生食用の牡蠣は、保健所に指定された海域で採れた牡蠣です。紫外線によって殺菌された海水で、2日間から3日間かけて毒素を排出する工夫もおこなわれています。

加熱用の牡蠣を生で食べてしまうと、食中毒を引き起こしたり、体調を崩してしまったりする可能性があるため、絶対にやめましょう。また、生食用の牡蠣でも、その日の体調によっては、体調不良を起こしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

生牡蠣の食べ方

まずは、軍手をはめて、ひとまわり大きな殻のほうを下に持ちましょう。次に右上にある貝柱の部分に隙間をあけていきます。ナイフなどを使用すると危険なため、牡蠣開け器を使用するのがオススメです。

隙間が開いたら、牡蠣開け器を中に差し入れ、貝柱を切ります。殻が簡単に外れる状態になったら、殻ごと水の中に入れ、身を取り出していきましょう。身はザルに入れ、しっかりと塩をふってください。

次に、3%くらいの塩水を使って、優しくゆすりながらふり洗いします。そうすることで、臭みやぬめりを取り除くことが可能です。最後に、ペーパータオルで水気を切ったら完成です。

生牡蠣の料理法

牡蠣本来の味わいを堪能したいという場合には、醤油とレモン汁でいただくのが定番です。お好みで、大根おろしを加えてもよいでしょう。お酒に合う肴がほしいという方は、ペッパーソースとケチャップを混ぜたソースをかけて食べるのがオススメです。甘辛いソースと牡蠣の濃厚な旨味がかけ合わさって、お酒に合う一品へと早変わりします。

また、味噌・レモン・オリーブオイルを混ぜ合わせたソースをかけて食べるのもオススメです。コクと酸味をあわせもつソースが、牡蠣と相性抜群です。

牡蠣のおいしい料理法【加熱調理編】

牡蠣を加熱調理する場合には、加熱用の牡蠣を使用するようにしてください。なぜなら、加熱用の牡蠣は、生食用の牡蠣に比べて、身がふっくらとしていてコクがあるためです。調理法に合わせて、適切な牡蠣を選ぶことが大切です。

また、ノロウイルスを防ぐためには、牡蠣の中心温度が85度になる状態で、1分以上加熱する必要があることを覚えておきましょう。

牡蠣の炊き込みごはん

牡蠣のエキスを存分に味わえるのが、牡蠣の炊き込みごはんです。まずは、加熱用の牡蠣を洗って、表面の汚れを落としていきます。その際、水で洗ってしまうと牡蠣が水っぽくなってしまうため、塩水で洗うようにしましょう。数回水で汚れをすすいだら、キッチンペーパーでしっかりと水分を拭き取ります。

次に、生姜・お水・醤油・調理酒を煮立て、沸騰した頃に牡蠣を加えてください。牡蠣の中心に火が通るまで加熱したら、火を止めて常温になるまで待ちます。

さらに、炊飯器に用意した出し汁を加えてごはんを炊き込みます。火を通した牡蠣は、出し汁と一緒に炊飯器に入れるのではなく、炊き上がり後に加えることで、身が小さく縮んでしまうことを防げます。最後に、薬味をお好みで加えたら完成です。

牡蠣のバター醤油焼き

牡蠣のバター醤油焼きは、ビールやハイボールと相性抜群で、おかずとしてだけでなく、おつまみとしても最適です。作り方は簡単で、洗って水気を切った牡蠣に、塩・胡椒で下味をつけ、小麦粉をまぶしていきます。

次に、フライパンにサラダ油を入れて少し熱したら、小麦粉をまぶした牡蠣を焼いていきましょう。ひっくり返して両面に焼き色がほんのりとついたら、バター10gを加えて、さらに焼いていきます。牡蠣の中心まで火が通ったら、みりんと醤油を加えて絡めて完成です。盛り付けの際には、レタスや水菜の上に牡蠣を盛り付けると、見た目がさらによくなります。

牡蠣のポン酢あえ

さっと一品作りたいというときには、牡蠣のポン酢あえがオススメです。まずは、下処理として、牡蠣を塩水で優しく洗い水気を切っていきます。次に、料理酒と水を小鍋の8分目くらいまで入れ、しっかりと沸騰させてください。そこに下処理を終えた牡蠣を入れ、さらに沸騰するのを待って、弱火にして茹でます。1分ほどたったら、ザルにあげて冷やしてください。常温になるくらいまで冷えたら、ポン酢・大根おろし・ネギを盛り付け、さらに冷蔵庫で冷やして完成です。

まとめ

今回は、牡蠣のおいしい料理方法を、生食用と加熱用にわけてご紹介しました。牡蠣は、生食用と加熱用にわけて販売されているため、自分が作りたいレシピに合わせて適切な牡蠣を選ぶのが最大のポイントです。素材の味を最大限に活かした、おいしい牡蠣料理を味わってみてください。

兵庫県にあります「平成水産」では、ぷりぷりの弾力が自慢の「成寿牡蠣」をご自宅にお届けします。牡蠣独特の臭みが少ないため、牡蠣が苦手な方でもおいしく召し上がっていただけます。殻付き牡蠣と剥き身の2種類をご用意しておりますので、料理方法に合わせてお楽しみください。

牡蠣をおいしく保存する方法とは?冷蔵・冷凍の保存方法を解説!

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和食にも洋食にも合う牡蠣は、傷みやすい食材でもあることから、保存方法に気をつけなければなりません。とくに、専門店でたくさん購入した場合や、人から送ってもらった場合には、届いた大量の牡蠣をどのように保存すべきか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、牡蠣をおいしく保存するための方法についてご紹介します。

牡蠣を冷蔵保存する方法

まずは、もっとも一般的な保存方法である冷蔵保存の方法についてご紹介します。

殻付き牡蠣の保存方法

殻付きの牡蠣を冷蔵保存する場合は、まず殻に付いている汚れを丁寧に水で洗い流してください。次に、牡蠣が重ならないように容器に並べます。その際、膨らんだ側を下向きに置くのがポイントです。次に、牡蠣を乾燥から守るため、水で湿らせたキッチンペーパーを殻付き牡蠣の上にのせます。

さらに、上からラップをふんわりとかけてください。密封せずに少し隙間をあけ、牡蠣が呼吸できる状態を保つようにしましょう。最後にそのまま冷蔵庫に入れたら完了です。冷蔵庫に、チルド室やパーシャル室などがある場合には、それらを活用することで、より鮮度を保つことが可能です。

むき身の保存方法

むき身を冷蔵保存する場合には、購入した際に使っていた塩水と一緒に保存するのがポイントです。全て使いきれなかったという場合には、保存袋に塩水とむき身を入れ、冷蔵庫で保存するようにしましょう。

牡蠣を冷凍保存する方法

より長期間保存したいという場合には、冷凍保存がオススメです。冷凍することで、鮮度を保ったまま、1ヶ月程度は保存が可能です。

殻付き牡蠣の保存

殻付き牡蠣を冷凍する場合にも、冷蔵の場合と同じように殻の汚れを洗い流してください。次に、キッチンペーパーを使って、水気をしっかりと取り除きます。余計な水分が残っていると、霜の原因となり鮮度が失われてしまうため注意しましょう。

最後に、牡蠣を保存用の袋に入れ、空気を抜いてしっかりと封をしたら冷凍庫に入れて完了です。たとえ生食用の牡蠣でも、一度冷凍した場合には、加熱調理をしてからいただくようにしましょう。

むき身の冷凍保存

むき身を冷凍保存する場合には、まず牡蠣に片栗粉をふりかけ、優しく揉み込みます。次に、冷水を流しながら片栗粉を取り除いていきましょう。そうすることで、片栗粉と一緒に臭みやぬめりを取り除くことが可能です。

キッチンペーパーで丁寧に水分を取り除いたら、牡蠣同士がくっつかないようにバットに並べて1時間冷凍させます。表面がしっかりと凍っているのを確認したら、保存袋に入れて冷凍庫に入れて完成です。

冷蔵庫・冷凍庫にスペースがないときの対処法

牡蠣専門店や、鮮魚店で大量に牡蠣を購入した場合には、冷蔵庫や冷凍庫に入れるスペースがない場合もあるでしょう。そういった場合には、短期間であれば発泡スチロールで常温保存することも可能です。ただし、水温が下がらないように、涼しい場所での保管を徹底した上で、賞味期限をしっかりと守ることが前提です。

また、牡蠣の鮮度を保つために、塩分が適度に調節された塩水が入れられています。水を換えたり、氷を入れたりしてしまうと、塩分濃度が変わってしまうため、水の入れ替えはおこなわないよう注意が必要です。

牡蠣を調理して保存

牡蠣を長期間保存したいという場合には、調理してから保存するという手もあります。忙しいときにもすぐに食べられるため、お酒の肴としても最適です。

牡蠣のオイル漬け

牡蠣のオイル漬けは、常温で5日程度、冷蔵であれば2週間以上保存することが可能です。まずは、下処理した牡蠣をフライパンで熱し、水分をしっかりととばしていきましょう。次に、ウイスキー・オイスターソース・醤油を加えてさらに煮詰めていきます。水分が残らないようにしっかりと煮詰めることで、より保存期間を長くすることにつながります。

次に、しっかりと煮沸して乾燥させた瓶に、オリーブオイル・ローリエ・鷹の爪・冷ました牡蠣を入れたら完成です。牡蠣がオリーブオイルにしっかりと浸かっている状態を保つのが、長期保存のポイントになります。

牡蠣の佃煮

牡蠣の佃煮は、冷蔵保存で1週間程度、冷凍保存で1ヶ月程度です。ご飯のお供にはもちろん、パスタに入れてアレンジするのもオススメです。

まずは、鍋に醤油・砂糖・酒・鷹の爪を入れて煮詰め、下処理をした牡蠣を入れて中火で火を入れていきます。10分程度加熱したら、みりんを回しかけ、照りを出しながら煮汁を煮詰めて完成です。

まとめ

今回は、牡蠣の保存方法について、冷凍・冷蔵の保存方法を中心にご紹介しました。牡蠣が大量にある場合には、保管温度に気をつけながら発泡スチロールで保存したり、調理して保存したりするのがオススメです。上手に保存して、牡蠣をおいしくいただきましょう。

兵庫県網干にあります「平成水産」では、自慢の「成寿牡蠣」を通信販売・直売店でご提供しております。成寿牡蠣は、牡蠣独特の臭みがなく、プリプリとした食感が自慢です。殻付き牡蠣・むき身の2種類をご用意しておりますので、ぜひ一度ご賞味ください。

牡蠣のおいしい食べ方!生牡蠣・焼き牡蠣・蒸し牡蠣をおいしくいただこう

 

7牡蠣-食べ方

プリプリとした食感と、濃厚な味わいが特徴の牡蠣は、大人から子どもまで高い人気を集めています。最近では、オイスターバーや牡蠣小屋も連日多くの人で賑わっていて、その人気ぶりがうかがえます。

そんなおいしい牡蠣を自宅で気軽に楽しみたいけれど、食べ方がわからない、調理方法が難しい、と感じている方も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、牡蠣のおいしい食べ方をご紹介します。

牡蠣を生で食べるときの食べ方

まずは、牡蠣を生でいただくときの食べ方をご紹介します。なお、必ず生食用の牡蠣をいただくようにし、加熱用の牡蠣は絶対に生で食べないようにしてください。

準備するもの

まずは、牡蠣用のナイフ・軍手・キッチンバサミを用意してください。牡蠣用のナイフは、牡蠣を剥くために作られた専用のナイフで、「オイスターナイフ」と呼ばれることもあります。

手元に専用のナイフがない場合には、食事の際に使うナイフで代用しても構いません。ただし、包丁などを使用すると怪我につながってしまうため、避けておきましょう。

殻の剥き方

まずは、牡蠣を殻ごと洗っていきましょう。水道水をかけながら、たわしでゴシゴシと汚れを洗い流していきます。とくに、殻から直接そのまま食べるときには、念入りに洗うことが大切です。次に、軍手をつけた手のひらに牡蠣をのせます。その際、牡蠣のつながっている部分が手前側、平らな面が上にくるように持ってください。

そして、牡蠣用のナイフを使って貝柱を外していきます。貝柱は、右上に位置していますので、貝殻の隙間にナイフを差し込んで、貝柱を上手に外しましょう。ナイフを入れる隙間がない牡蠣の場合には、キッチンバサミで端をカットするのがオススメです。貝柱がうまく外れたら、両手で上下の殻を持ち、勢いよく開きましょう。

きちんと貝柱が外れていれば、下の殻に身が残っているはずなので、下の殻の貝柱もナイフを使ってとり外してください。最後に、海水に近い3%の塩水で身をゆすいだら完成です。真水で洗ってしまうと、牡蠣が水っぽくなってしまため、必ず塩水を使用しましょう。

食べ方

きれいに洗った身は、そのままいただくことで、牡蠣本来がもつ磯野香りとクリーミーな味わいを存分に楽しめるはずです。お好みで、レモンやポン酢、ケチャップ・味噌・ペッパーソースなどをかけて楽しみましょう。

焼き牡蠣の食べ方

次は、焼き牡蠣の食べ方をみていきましょう。殻付き牡蠣は、生食するときと同じように、最初に殻の表面を水道水で入念に洗い、汚れを取り除くようにしてください。

フライパンやホットプレートを使った焼き牡蠣の食べ方

フライパンやホットプレートで牡蠣を焼く場合には、まずアルミホイルを表面に敷くのがポイントです。そうすることで、フライパンやホットプレートの表面が傷ついてしまうのを防ぐことが可能です。次に、平な面を下にして3分程度加熱します。さらにひっくり返してから3分程度加熱すれば、完成です。

トースターを使った焼き牡蠣の食べ方

まずは、殻付きの牡蠣をアルミホイルでしっかりと包んでください。そうすることで、汁がトースター内に飛び散ることを防ぐことが可能です。オーブントースターを使って、250℃で15分程度加熱することで、おいしく焼き上がります。

トースターで焼く場合には、パン粉と香草でアレンジするのもオススメです。片面の殻をとった牡蠣に、ニンニク・オリーブオイル・バジル・パン粉をトッピングして、オーブントースターで焼くだけです。カリッと香ばしい焼き牡蠣を楽しめる食べ方です。

炭火を使った焼き牡蠣の食べ方

本格的な焼き牡蠣を味わいたいときには、炭焼きセットを使って焼くのがオススメです。炭焼きセットを用意したら、牡蠣の平な面を下にして、上からアルミホイルをかぶせてください。3分程度焼いたら、少しずつ蓋が開いてくるため、ひっくり返してさらに3分程度加熱しましょう。

蒸し牡蠣の食べ方

次に、蒸し牡蠣の食べ方をみていきましょう。焼き牡蠣や生牡蠣とは一味違う、ふっくらとした食感が魅力です。

レンジを使った蒸し牡蠣の食べ方

まずは、耐熱容器に殻付き牡蠣をのせてラップをします。その際、平な面が上側にくるよう気をつけてください。電子レンジで2分から3分加熱したら完成です。レンジでチンするだけで簡単にできるため、酒の肴としてもぴったりの食べ方です。

フライパンを使った蒸し牡蠣の食べ方

フライパンで蒸し牡蠣を作る場合には、牡蠣を焼くときと同じように、まずはアルミホイルをフライパンに敷きます。次に、フライパンの底がつかるくらいくらいの水を加えてください。牡蠣の平な面を下に向けてフライパンに入れ、蓋をして弱火で10分程度加熱しましょう。加熱後に殻が閉じていたり、貝柱が外れなかったりする場合には、もう数分加熱すると簡単に外れるようになります。

まとめ

今回は、牡蠣の食べ方について、生牡蠣・焼き牡蠣・蒸し牡蠣の3種類にわけてご紹介しました。食べ方を変えるだけで、異なる味わいを楽しめるのも、牡蠣の魅力です。好みの食べ方で、存分に牡蠣を味わい尽くしましょう。

兵庫県にあります「平成水産」では、「成寿牡蠣」の通信販売をおこなっております。瀬戸内海で種付けをし、綱干海域で育てた牡蠣は、プリプリの食感と、殻いっぱいに詰まったボリューム感が特徴です。殻付き牡蠣・剥き身とどちらのタイプもご用意しておりますので、ぜひご自宅でおいしい牡蠣をお楽しみください。

牡蠣の一番おいしい旬はいつ?種類別・産地別に詳しくご紹介

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生で食べても、フライにしたり焼いたりしてもおいしい牡蠣ですが、牡蠣の種類や産地によって、旬の時期が異なることをご存じでしょうか。牡蠣は、岩牡蠣と真牡蠣の2種類にわけることができ、それぞれおいしく食べられる時期が異なります。そこで今回は、種類別・産地別に牡蠣の旬を詳しくご紹介します。

牡蠣の旬について

牡蠣は、大きくわけて岩牡蠣と真牡蠣という2種類があります。これら種類によって、一般的な旬が異なるため、注意が必要です。

一般的に、岩牡蠣は夏場の6月から9月頃に旬を迎えます。一方で、真牡蠣はそのほとんどが養殖で、岩牡蠣と反対に冬場の11月から4月頃が旬となります。また、冷凍加工されている真牡蠣であれば、一年を通して時期を問わずにおいしくいただくことができます。

産地別・真牡蠣の旬

北海道の真牡蠣は、ほとんど1年を通して取り扱いがあります。雑味の少ない上品な味わいが特徴です。三陸産の牡蠣は、5月から7月頃が旬になります。ほのかな苦味と、クリーミーさがあいまったバランスのいい味わいが人気です。

また、三重産の真牡蠣は、春先に旬を迎えます。小さめでお手頃価格にもかかわらず、甘みがしっかりのっているため、満足感を味わえるでしょう。瀬戸内産の牡蠣は、産卵前の5月から7月頃が一番の旬を迎えます。熱を入れても縮みにくいことから、加熱調理にもオススメです。

産地別・天然岩牡蠣の旬

富山や福井などの北陸産天然岩牡蠣は、7月から8月頃に旬を迎えます。また、京都産の天然岩牡蠣は、少し早めの6月から7月頃が一番の旬です。北陸・京都産の牡蠣は、養殖に比べると質にばらつきがあるものの、実入りがいいのが特徴です。徳島産天然岩牡蠣の旬は、6月から9月頃と長めに旬を楽しめます。ボリュームのある殻が特徴で、見た目のインパクトが欲しいときにうってつけです。

産地別・養殖岩牡蠣の旬

三陸産の養殖岩牡蠣は、赤崎のものが4月から5月頃、広田湾のものが7月から8月頃に旬を迎えます。実入りのよさと味の安定感が魅力です。京都産と三重産の養殖岩牡蠣は、5月から6月頃が旬となります。京都産の養殖岩牡蠣は、雑味と塩辛さが少なく、上品な味わいとなっています。一方で、三重産の養殖岩牡蠣は、味のバランスがよく人気があるものの、ブランド力から相場が高くなりがちなのが特徴です。

瀬戸内産の養殖岩牡蠣は、7月から8月頃に旬を迎えます。そのほかの養殖岩牡蠣よりも旬が遅いのが特徴で、ほかの牡蠣の仕入れが少ないときにも重宝されています。長崎産の養殖岩牡蠣は、3月から8月まで安定した生産がおこなわれています。なかでも、4月から5月頃にかけて旬となりますが、それ以外の時期でも安定感のある品質を楽しめるでしょう。

牡蠣の種類について詳しく知りたい

牡蠣は、種類によって旬の時期が大きく異なることがわかりました。ここでは、牡蠣の味わいの違いについて、さらに詳しくご紹介します。

真牡蠣

真牡蠣は、太平洋で多く養殖されている牡蠣です。形は細長い形状が特徴で、水深50cm程度の浅瀬を好む傾向にあります。スーパーや魚屋さんで取り扱いが多いのも、こちらの真牡蠣になります。

まろやかでクリーミーな味わいが特徴で、生色はもちろん、蒸し牡蠣や焼き牡蠣としていただくのもオススメです。養殖の方法によって、少しずつ形状が異なっているのが特徴で、牡蠣を密集させて育てた場合には平たい形状に、1つずつ独立させた状態で育てた場合には、丸く分厚い牡蠣になります。

岩牡蠣

岩牡蠣は、真牡蠣に比べるとサイズが大きく、殻が厚いのが特徴です。殻は、20cmを越えるものも少なくなく、大人の手のひらくらいの大きさになります。旬が夏場であることから、夏牡蠣と呼ばれることもあります。磯の香りや渋みを含む複雑な味わいが特徴です。肉厚でジューシーな食べ応えも魅力となっています。

そのほかの牡蠣

日本には、約25種類もの牡蠣が生息しているといわれていますが、真牡蠣と岩牡蠣のほかに食用とされているのが、スミノエガキとイタボガキです。スミノエガキは、真牡蠣よりも大きく、成長が早いのが特徴です。以前は、九州の有明海で養殖もおこなわれていたのですが、最近では衰退してしまい、手に入れるのが難しくなりつつあります。

ボタンガキは、房総半島から九州に生息している牡蠣で、以前は頻繁に食べられていました。しかし、最近ではほとんど採り尽くされてしまい、市場で目にすることはなかなかありません。岩牡蠣に似た見た目と、味わいが特徴です。

まとめ

今回は、牡蠣の旬をテーマとして、牡蠣の産地や種類の違いを詳しくご紹介しました。牡蠣は、その種類や産地によって、旬が異なることがおわかりいただけたでしょうか。真牡蠣は養殖物がほとんどであるため、旬が比較的長く、岩牡蠣の旬は短めになっています。季節に応じて、旬のおいしい牡蠣を選ぶようにしましょう。

兵庫県にあります「平成水産」では、「成寿牡蠣」という牡蠣専門店にも卸している牡蠣を取り扱っています。冬場の旬の時期には、直売所にも多くのお客様にご来店いただいております。殻付き牡蠣はもちろん、剥き身もご用意しておりますので、ぜひ通販をご利用ください。

栄養満点の海の宝石!牡蠣に含まれる栄養素を詳しく解説!

 

5牡蠣-栄養

生で食べても、加熱してもおいしい牡蠣は、そのほかの貝と比べても圧倒的な人気を集めています。オイスターバーや牡蠣小屋に、牡蠣を楽しみにいくという方も多いのではないでしょうか。

実は牡蠣の魅力は、そのおいしさだけでなく、豊富な栄養素にもあります。そこで今回は、古くから滋養強壮に優れた食材といわれてきた牡蠣の栄養素について詳しくご紹介します。

牡蠣の栄養素について知りたい

ここではまず、牡蠣の栄養素についてみていきましょう。

ビタミンB12

牡蠣には、ビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12というのは、水に溶ける水溶性のビタミンです。アミノ酸の代謝をおこなったり、タンパク質を合成したりするのに必要な栄養素のひとつとなっています。さらに、赤血球の生成もおこなっているため、血液を作るという重要な機能もあります。

亜鉛

牡蠣には、魚介類の中でも亜鉛がトップクラスに多く含まれています。亜鉛は、タンパク質を合成したり、ホルモン・酵素の分泌を促したりするのに欠かせないミネラルです。

1日の平均摂取推奨料は、男性であれば11mg、女性であれば8mgとされていますが、牡蠣は100gあたり14mgもの亜鉛を含んでいます。つまり、牡蠣を食べるだけで1日に必要な亜鉛の量を補うことができるのです。

亜鉛が不足してしまうと、味覚障害が起きたり、皮膚や髪にトラブルが起きたりする可能性があるため、積極的に摂取するようにしましょう。

タウリン

タウリンというのは、タンパク質が分解されるときにできる物質です。牡蠣はもちろん、タコやイカなどにも豊富に含まれています。タウリンは、肝臓で作られている胆汁酸と合わさって、コレステロールを減少させる働きがあります。

また、高血圧予防、インスリンの分泌促進、心臓や肝臓の機能を高めるなどの効果が期待できるともいわれています。タウリンは、体内で作り出す分だけでは足りないため、しっかりと食事から摂取することが大切です。

セレン

牡蠣には、アンチエイジングに効果を発揮するセレンも豊富に含まれています。セレンというのは、体内で発生した過酸化物質の分解をサポートする物質です。過酸化物質というのは、動脈硬化を引き起こしたり、細胞の老化へつながったりする原因物質といわれています。アンチエイジングに気をつかっている人は、ぜひ積極的に牡蠣を摂取するのがオススメです。

栄養の吸収アップのため、一緒に食べるべき食材

牡蠣がもつ栄養を効率よく摂取するためには、一緒に食べる食材に注目することが大切です。ここでは、牡蠣がもつ栄養素の吸収をサポートしてくれる食材をご紹介します。

レモン

牡蠣と相性抜群なのが、レモンです。実はレモンに豊富に含まれているビタミンCは、牡蠣に含まれている鉄分の吸収をよくしてくれる働きがあります。牡蠣に含まれる亜鉛などの鉄分は、そのまま食べると体内に15〜30%しか吸収されません。そのため、より吸収をサポートするためには、レモン汁をかけていただくのがオススメです。

パプリカ

アンチエイジングの効果をアップさせたい方にオススメなのが、パプリカです。牡蠣には、過酸化物質を分解するセレンが含まれていますが、パプリカには活性酸素の発生を防ぐ効果があるビタミンA・ビタミンC・ビタミンEが含まれています。牡蠣とパプリカを一緒にいただくことで、アンチエイジング効果がさらに期待できるはずです。

かつお・マグロ

牡蠣にはさまざまな栄養が含まれていますが、タンパク質は100gあたり7gしか含まれていません。そのため、牡蠣をメインのおかずにする場合には、かつおやマグロなどのタンパク質を豊富に含む食材を一緒にいただくのがオススメです。そうすることで、よりバランスのよい食事に近づけることができます。

にんにく

にんにくには、牡蠣に含まれているビタミンの吸収を高めるアリシンという物質が豊富に含まれています。そのほかに、アリシンが多く含まれている食材には、ネギやニラなどがあげられます。牡蠣のアヒージョやバターソテーにすることで、にんにくと牡蠣をおいしく組み合わせていただくことができます。

栄養をしっかり摂取するための食べ方

牡蠣がもつ豊富な栄養素を効率的に摂取するためには、生食がオススメです。なぜなら、加熱してしまうと、ビタミンやタウリンがうまく摂取できなくなってしまうからです。また、ビタミンBは水に溶ける性質をもっているため、加熱する場合には、雑炊にして出汁までしっかりといただくようにしましょう。

まとめ

今回は、牡蠣がもつ栄養素について詳しくご紹介しました。牡蠣には、ビタミン・亜鉛・タウリン・セレンなどの豊富な栄養素が含まれています。レモンやパプリカ、にんにくなどと一緒にいただくことで、栄養をより効果的に摂取することが可能です。栄養満点の牡蠣を効果的に食べられる方法でいただきましょう。

兵庫県姫路市綱干区にあります「平成水産」では、成寿牡蠣の販売をおこなっております。成寿牡蠣は、瀬戸内海の島で種付けし、綱干し海域で大きく育てた自慢の牡蠣です。ぷりぷりとした食感と臭みのなさから、牡蠣が苦手な方でもおいしく召し上がっていただけます。通信販売や飲食店様向けの大口注文も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

牡蠣をレンジで簡単に調理する方法!においが残らないお手入れ方法も解説

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牡蠣の調理といえば、自宅でおこなうのは面倒というイメージがあるのではないでしょうか。そこで加熱方法がわからない、殻が上手にはずれないと思っている方にオススメしたいのが、レンジを使って調理する方法です。レンジを使用すれば、短時間で簡単にふわふわの蒸し牡蠣をいただくことが可能です。

今回は、殻付き牡蠣のレンジ調理の方法や、レンジで簡単にできるむき身を使ったレシピ、さらにレンジのお手入れ方法についてご紹介します。

殻付き牡蠣をレンジで調理する方法

殻付き牡蠣は、レンジを使うことで簡単に調理ができます。レンジで蒸した牡蠣は、生牡蠣とはまた一味違ったホクホクとした食感が特徴です。また、蒸すことによって、さらに旨味が凝縮され、濃厚な味わいを堪能することが可能です。ここでは、牡蠣をレンジで調理する方法についてご紹介します。

下準備をする

まずは、下準備をおこなっていきましょう。殻付きの生牡蠣の場合には、たわしを使って殻を水洗いします。汚れをていねいに取り除くようにしましょう。冷凍した殻付き牡蠣の場合には、そのままレンジで調理をしてしまうと、水っぽくなってしまう可能性があります。1分程度流水にかけ、半解凍の状態にしておきましょう。

耐熱皿に牡蠣を並べる

まずは、調理したい牡蠣を耐熱皿に並べます。その際には、牡蠣の膨らんでいる部分が下になるようにしてください。また、牡蠣が重なり合っていると、十分に加熱できなくなってしまいます。スペースに余裕をもって並べるのがポイントです。

並べた牡蠣の上から水で濡らしたキッチンペーパーをかけ、さらにその上からラップをのせてください。その際、ラップでぴっちりと密閉してしまうと、吹きこぼれにつながってしまう可能性があります。隙間を残してふんわりとかけ、内部の蒸気を外に逃すようにしましょう。

レンジで加熱する

次に、早速レンジで加熱していきます。加熱時間は、使用するレンジや牡蠣の大きさによっても異なりますが、牡蠣1個あたり3分程度が目安となります。

牡蠣を安全にいただくためには、しっかりと中まで加熱することが大切です。しかし、だからといって加熱しすぎてしまうと、牡蠣が爆発してしまう可能性もあり、注意が必要です。牡蠣の様子を見ながら、加熱時間を調節するようにしましょう。

加熱が終わったら、牡蠣をレンジから取り出します。耐熱皿がとても熱くなっているため、火傷に注意してください。

殻をはずす

蒸し上がった牡蠣はとても熱いため、殻をはずすときには、軍手を使用するようにしてください。基本的には、加熱した牡蠣は、簡単に殻がはずれることが多いのですが、うまく取れない場合には、牡蠣用ナイフや食事用のナイフを使いましょう。

牡蠣のつなぎ目が左にくるように手に持ち、右手前の部分にナイフを差し込んで貝柱を切ることで、簡単に殻をはずすことが可能です。殻がはずれた牡蠣は、お皿に盛り付けて、アツアツのうちにいただきましょう。

むき身のアレンジ調理を楽しむ

次に、レンジで簡単にできる牡蠣のむき身を使ったレシピをご紹介します。

レンジで牡蠣の酒蒸し

まずは、水に濡らしたキッチンペーパーで昆布を拭き、汚れを落とします。次に、耐熱容器に昆布を敷き、下処理済みの牡蠣をのせてください。酒をまんべんなくふりかけ、ふんわりとラップをして加熱します。最後に、ネギ・醤油・レモン・大根おろし。一味唐辛子をお好みでトッピングしたら完成です。

レンジで牡蠣とキノコのバター蒸し

耐熱容器に、クッキングシートを敷いたら、汚れを落とした昆布、下処理をした牡蠣の順番でのせます。塩を少々ふったら、さらにエリンギ・まいたけ・水・酒・バターを順番にのせていきましょう。クッキングシートを閉じたら、レンジで3分程度加熱します。最後に、お好みでネギやレモンをトッピングしたら完成です。

牡蠣をレンジで調理した後のお手入れ方法

牡蠣をレンジで調理すると、簡単に蒸し牡蠣をいただくことができます。しかし、調理後に牡蠣のにおいがレンジに残ってしまうことも少なくありません。ここでは、牡蠣のにおいを取り除くためのお手入れ方法をご紹介します。

コーヒー豆のかすを使う

まずは、専用の洗剤でしっかりと内部を拭きあげます。次に、ドリップコーヒーなどを淹れた後に残るコーヒー豆のかすを小皿にのせて、レンジで20秒くらい加熱してください。あっという間に、牡蠣のにおいを取り除くことが可能です。コーヒー豆のかすは、生ゴミのにおい消しやタバコのにおい消しとしても活用できます。

レモンを使う

ドリップコーヒーを普段のまないという方は、レモンを使ってお手入れするのがオススメです。まずは、カットしたレモンを小皿に入れて、1分ほど温めます。レモンは、絞った後の状態でもかまいません。温めたレモンをレンジから取り出したら、ふきんやキッチンペーパーでレンジ内を拭きあげて完成です。

まとめ

今回は、牡蠣をレンジで調理する方法や、調理後のお手入れ方法についてご紹介しました。レンジ調理の一番の魅力は、やはりその手軽さにあります。火を使うことなく、洗い物も少なく済ませられるため、時間がないときなどにオススメです。レンジ調理を活用して、牡蠣を気軽に味わいましょう。

兵庫県にあります「平成水産」では、牡蠣好きをも唸らせる「成寿牡蠣」を販売しております。牡蠣が苦手な方からも、独特の臭みがなく食べやすいとご好評をいただいております。飲食店様向けの大口注文も承っておりますので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

牡蠣のパスタ・アイデア集!和風・クリーム・オイルのレシピを紹介

2-2牡蠣-パスタ

牡蠣は、生でいただいたり、牡蠣フライにしたり、鍋に入れたりと、どんな食べ方でもおいしくいただける食材です。和食風の食べ方に飽きてしまったという方は、牡蠣のパスタを作ってみてはいかがでしょうか。今回は、和風・クリーム・オイルという味付けにわけて、牡蠣を使ったパスタのレシピをご紹介します。

牡蠣のパスタ【和風編】

ここでは、牡蠣のパスタのなかでも和風パスタのアイデアをご紹介します。

牡蠣の醤油バターパスタ

バター醤油の香りが食欲をくすぐるのが、牡蠣の醤油バターパスタです。まずは、牡蠣の下処理をおこない、塩・コショウをして小麦粉をまぶします。

次に、フライパンにバターを溶かして牡蠣をしっかりと焼いていきましょう。牡蠣の中心部分まで火が通っているのを確認したら、牡蠣を取り出します。最後に、フライパンにもう一度バターを入れて、ゆであがったパスタと馴染ませ、牡蠣を戻して醤油で味を調えたら完成です。

通常のスパゲティはもちろん、ペンネなどのショートパスタと合わせることで、お酒に合う一品に仕上がります。

牡蠣とネギの和風パスタ

ぷりぷりとした牡蠣の食感と、シャキシャキとした野菜の食感が特徴なのが、牡蠣とネギの和風パスタです。まずは、牡蠣の下処理をおこなって、水気をしっかりと切ります。次に、オリーブオイルをフライパンで熱し、みじん切りにしたニンニクを香りが出るまで炒めてください。

次に、刻んだアンチョビと牡蠣を入れ、白ワインでゆっくりと火を通していきます。最後に、ゆであがったパスタ・パスタのゆで汁・麺つゆ・白ネギを加え、少し煮込んだら完成です。

牡蠣に火を入れすぎると、身が固くなってしまうため、火が通ったら一度フライパンから取り出しておくのがポイントです。また、パスタは、表示されているゆで時間よりも、3分程度早くゆで上げるようにしましょう。

牡蠣のパスタ【クリーム編】

次に、濃厚で食べ応えのあるクリームパスタのアイデアをご紹介します。

牡蠣と春菊のクリームパスタ

牡蠣と春菊というお鍋の王道の組み合わせは、パスタでも相性抜群です。まずは、牡蠣を下処理し、水分を切って小麦粉をまぶします。次に、しめじと春菊を食べやすい大きさにカットしておきましょう。フライパンにバターを入れ牡蠣に火を通し、焼き上がったら一度プライパンから取り出します。カリッと焼き上がるよう、中火で火を入れるのがポイントです。フライパンにさらにバターを入れて、しめじを炒めてください。火が通ったら、小麦粉を加えて馴染ませます。

次に、牛乳と生クリームを混ぜ合わせたものを少しずつ加えていき、とろみがついていきたら春菊も加えます。ゆであがったスパゲティと焼き上げた牡蠣を混ぜ合わせ、塩・コショウで味を調えたら完成です。

牡蠣のカルボナーラ

みんなが大好きなカルボナーラに、牡蠣とほうれん草を加えた贅沢なパスタです。まずは、卵黄・生クリーム・パルメザンチーズを混ぜ合わせ、常温に戻しておきましょう。次に、ほうれん草をゆで、冷水でアク抜きをおこないます。アク抜きをおこなったほうれん草は、水気を切って、食べやすい大きさに切っておきましょう。次に、牡蠣の下処理をおこない、水気を切って塩・コショウをした上で、小麦粉をまぶしておきます。

フライパンに、刻んだニンニクとオリーブオイルを入れて香りを出したら、牡蠣を加えて焼き色をつけていきましょう。さらにほうれん草を加えてさっと炒めたら、パスタとパスタのゆで汁を加え、炒め合わせます。最後に火を止めて、最初に作っておいた卵黄・生クリーム・パルメザンチーズを混ぜ合わせたソースを加え、よく和えたら完成です。

牡蠣のパスタ【オイル編】

次に、オイルパスタのレシピアイデアをご紹介します。牡蠣の旨みをシンプルに味わいたいというときにオススメです。

牡蠣とベーコンのペペロンチーノ

クリーミーな牡蠣とパンチのあるベーコンが相性抜群のペペロンチーノです。まずは、フライパンにオリーブオイルを入れ、刻んだニンニクにじっくりと火を入れていきます。香りが立ったら、ベーコンと鷹の爪を入れて炒めていきましょう。

次に、パスタのゆで汁と下処理をおこなった牡蠣を入れ、さらに火を通していきます。最後に、ゆであがったパスタを加えて、塩・コショウで味を調えたら完成です。

牡蠣とローズマリーのオイルパスタ

ローズマリーと白ワインの風味が合わさり、より上品な味わいに仕上がるのが、牡蠣とローズマリーのオイルパスタです。まずは、フライパンにオリーブオイル・刻んだニンニク・ローズマリーを入れて火にかけます。香りが立ってきたら、薄切りにした玉ねぎを加えて炒めてください。

さらに、下処理をした牡蠣を加え、白ワインで蒸し焼きにしていきましょう。最後に、パスタのゆで汁とゆであがったスパゲッティを加え、しっかりとからめたら完成です。

まとめ

今回は、牡蠣を使ったパスタのアイデアをご紹介しました。牡蠣は、和風でも洋風でも、どんなパスタとも相性がいい食材です。ぜひ、ご自分の好みのパスタを見つけてみてください。

兵庫県にあります「平成水産」では、丹精込めて育て上げた自慢の「成寿牡蠣」をご用意しております。ぷりぷりとした食感と、臭みのなさが特徴で、どんなパスタとも相性抜群です。パスタに最適な剥き身もご用意しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

おいしい牡蠣フライが食べたい!牡蠣の選び方、失敗しないレシピをご紹介

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サクサクの衣と濃厚でクリーミー味わいを堪能できる牡蠣フライは、大人から子どもまで愛されている一品です。とはいえ、いざ家で作ってみると、身が縮んでしまった、衣が剥がれてしまった、臭みが気になるなど、失敗を経験したことがある方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、おいしい牡蠣フライを作るための牡蠣の選び方、失敗しないレシピをご紹介します。

牡蠣フライ用の牡蠣はどう選ぶ?

おいしい牡蠣フライを作るためには、適切な牡蠣を選ぶことが大切です。ここでは、牡蠣フライ用の牡蠣の選び方についてご紹介します。

生色用と加熱用の違い

生食用の牡蠣は、より新鮮で、加熱用の牡蠣は鮮度が落ちるというイメージをもっている方も多いのではないでしょうか。実は、これらの違いは、鮮度ではなく、牡蠣が採れる海域によるものです。

生色用の牡蠣は、保健所によって指定された海域で育ったものを、出荷前に数日間滅菌洗浄をおこなったものとなります。滅菌洗浄は、紫外線殺菌装置によって殺菌した海水を循環させた水槽に、牡蠣を2〜3日間入れておくという方法でおこなわれています。

牡蠣フライなら加熱用がオススメ

生色用の牡蠣は、上記の通り滅菌洗浄をおこなうため、断食状態となり、身が痩せてしまう傾向にあります。ときには、水っぽくなってしまうこともあるようです。そのため、牡蠣フライに使用する場合には、濃厚でクリーミーな味わいの加熱用牡蠣を選ぶようにしましょう。

おいしい牡蠣の見分け方

おいしい牡蠣フライを作るためには、おいしくて新鮮な牡蠣を選ぶことが重要です。色は乳白色をしているもので、つやと弾力があるものを選びましょう。また、身がこんもりと盛り上がっているものであれば、より新鮮な牡蠣ということができます。身のまわりを取り囲んでいる黒い膜は、縮んでいて盛り上がったものを選ぶようにしましょう。

牡蠣フライのレシピ

ここでは、早速牡蠣フライのレシピをご紹介していきます。

下ごしらえ

まずは、牡蠣に片栗粉を少量ふり、丁寧に汚れを取り除いていきましょう。次に、水1リットルに塩30gを入れた塩水を作り、牡蠣をなでながら洗っていきます。この際、塩水ではなく水で牡蠣を洗ってしまうと、牡蠣が水分を多く含んでしまいます。揚げたときに身が縮んでしまう原因にもなるため、必ず塩水で洗うようにしましょう。

次に、キッチンペーパーを使って水気をしっかりと切ります。臭みが気になる方は、さらに清酒をかけ、5分ほど放置した上で、さらに水気を拭き取るようにしてください。

揚げる準備

まずは、卵1つに小麦粉大さじ1.5を混ぜ、バッター液を作ります。次に、牡蠣をバッター液に浸して、パン粉を丁寧にまぶしてください。バッター液に浸す場合には、余計なバッター液を落とすために、牡蠣のヒダの部分を持つのがポイントです。また、パン粉はさっくりおいしい仕上がりにするためにも、生パン粉を使用しましょう。

揚げる

揚げ油を2cm程度フラインパンに入れ、180度まで熱します。180度をチェックするためには、パン粉を少し入れたときに、周りに広がる状態が目安となります。油がちょうどよい温度になったら、牡蠣を優しく入れてください。最初は強火で加熱しながら、決して菜箸で触れないようにしてください。

その後、菜箸で少し動かしながら、全体がきつね色になるよう揚げていきます。揚げ時間は、大きめの牡蠣で3分、小さめの牡蠣で2分半が目安です。揚げ終わったら、余熱を入れるため、しばらくバットの上に並べておきましょう。

ソースを作る

もちろんそのままでもおいしい牡蠣フライですが、手作りのタルタルソースと一緒にいただくことで、さらにおいしくいただけます。作り方は簡単で、玉ねぎ1/4と大葉10枚をみじん切りにし、ゆで卵2個・マヨネーズ大さじ3・酢大さじ1・塩小さじ1/3を混ぜ合わせたら完成です。

また、より簡単にソースを作りたい場合には、ケチャップとマヨネーズを混ぜ合わせたオーロラソースもオススメです。

ワインとのマリアージュを楽しもう 

牡蠣フライは、ワインとの相性がとてもよい料理です。たとえば、白ワインであれば、脂っぽさを抑えてくれる酸味のあるスッキリとした白ワインがオススメです。牡蠣はコッテリとした濃厚な味わいなので、酸味だけでなく、果実味もしっかりしたものを選ぶのがポイントです。

赤ワインは、牡蠣フライにソースをつけていただくときにぴったりです。渋みの少ないものを選ぶようにしましょう。白ワインも赤ワインも、樽で熟成させたものは、できるだけ避けるようにしてください。

まとめ

今回は、おいしい牡蠣フライを楽しむための牡蠣の選び方、牡蠣フライの作り方、ワインとの合わせ方まで詳しくご紹介しました。臭みのないふっくらとした牡蠣フライを楽しんでみてください。

兵庫県姫路市にあります「平成水産」では、「成寿牡蠣」を販売しております。成寿牡蠣は、ぷりぷりとした食感のよさと、ぎゅっとつまった身の大きさが特徴です。牡蠣フライに最適な剥き身もご用意しておりますので、ぜひ一度ご賞味ください。

意外と低カロリー!栄養価も豊富な牡蠣のカロリーについて詳しく解説

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ダイエットをする場合に食べるべき食材として思い浮かべるのは鶏肉や野菜ですが、実は「牡蠣」もダイエットに適しているのをご存じでしょうか。

今回の記事では、あまり知られていない牡蠣に含まれる栄養価、そしてカロリーについても説明していきます。ダイエット中に、牡蠣をどのように調理して食べるべきかについてもあわせて見ていきましょう。

牛乳と同じくらい栄養がある「牡蠣」

小学校や中学校で給食の定番の飲み物は「牛乳」です。なぜ給食で常に出されるのかというと、「完全栄養食」と呼ばれるほど、栄養が豊富だからです。育ち盛りの子どもにとって必要な栄養素が豊富に含まれているからこそ、給食のメニューとして取り入れられています。

そんな牛乳と同じくらい栄養が豊富なことから「海のミルク」と呼ばれているのが「牡蠣」です。牡蠣は栄養が豊富なこと、そしてまるでミルクのようなクリーミーな味わいをしていることから、「海のミルク」と呼ばれる所以となっているのです。

では、そんな牡蠣には、具体的にどのような栄養素が含まれているのでしょうか。牡蠣は、ビタミンB1、B2、B12といったビタミン類やミネラルである亜鉛や鉄、たんぱく質を構成する有機化合物であるアミノ酸、肝臓の働きを活発にするタウリン、筋肉の収縮に必要とされる糖の一種であるグリコーゲンなどを豊富に含んでいます。

牡蠣のカロリーは意外に低い?

以上のように、牛乳と同じくらいの栄養素を含んでいるのが牡蠣です。「栄養素が高い食物はカロリーが高い」といったイメージが一般的ですが、実は牛乳も牡蠣も、驚くほど低カロリーです。牛乳100gあたりのカロリーが67kcalくらいであるのに対し、牡蠣は70kcalのカロリーといわれています。

牡蠣のカロリーがどれくらいなのか、ほかの食材と比べてみます。一般的に低カロリーといわれる食材の代表格に、鶏肉があります。鶏肉のカロリーは、100gあたりおよそ200kcalです。これと比べると、いかに牡蠣が低カロリーなのかがわかります。ですので、ダイエット中の人、カロリーを気にする人にとっても、牡蠣はオススメの食材です。

参考までに、牡蠣以外の貝類のカロリーも見ていきましょう。たとえばサザエのカロリーは1個あたり約90kcalとなっており、牡蠣のほうが低カロリーであることがわかります。また、ホタテの貝柱のカロリーも約90kcal、アワビが約75kcalといわれており、牡蠣のカロリーがほかの貝と比べると、低めであることがわかります。

生食用と加熱用の栄養価の違い

牡蠣には、生食用と加熱用が存在しています。それぞれがどのように違うのかはあまり知られていませんが、生食用の牡蠣は牡蠣に含まれている菌を殺菌するため、水揚げされた直後に紫外線殺菌液に浸される工程があります。一方加熱用の牡蠣は、加熱されることが前提となっているので、収穫されたらきれいに水洗いされ出荷されます。

生食用でも加熱用でもカロリーに差はありませんが、殺菌液に浸すと、牡蠣の内部の栄養素が水に抜け出てしまいます。そのため、総合的な栄養素では、加熱用の牡蠣のほうが高くなります。栄養価を気にする人は、覚えておくと良いでしょう。

調理法によって牡蠣のカロリーは変わる

牡蠣の調理法には、生・焼き・フライ・ソテーなど、いろいろなものがあります。それぞれの調理法で、具体的にどれくらいのカロリーとなるのかについて見ていきます。まず、生食の牡蠣と焼いた牡蠣でのカロリーの比較です。どちらも牡蠣一つあたりで12kcalとなっており、生で食べても焼いて食べても違いはありません。

次に、牡蠣を主な具材とする「牡蠣鍋」のカロリーを見ていきます。この場合、入れる具材によっても異なりますが、一般的なカロリーは180kcalくらいといわれています。白米に牡蠣を入れて炊きこむ「牡蠣ご飯」の場合、白米自体のカロリーが高いので、ご飯一人前でおよそ250kcalといわれています。

牡蠣を使用した料理のなかでカロリーが高めなのが、「牡蠣フライ」です。牡蠣フライでカロリー値を押し上げているのは「油で揚げること」ですが、それだけではありません。実はつけて食べるタルタルソースが、高カロリーなのです。牡蠣フライをタルタルソースにつけて食べる場合のカロリーはおよそ400kcalといわれています。このカロリーを減らしたい場合には、揚げる油を低カロリーのものに変更したり、タルタルソースの量を減らす、もしくはタルタルソースを中濃ソースに変更したりするなどの工夫が必要です。

ダイエット中に食べたい、牡蠣のオススメの食べ方

ダイエット中の人やカロリーを気にする人が牡蠣を食べる場合、どのような食べ方をするのがいいのでしょうか。オススメは「ソテー」「レモンを振りかけて食べる」、そして「牡蠣雑炊」の3種類です。

牡蠣のソテーは油を使用しますが、低カロリーの油を使用したり、少ない油でソテーしたりすることで、より低カロリーに仕上げられます。ソテーはシンプルな調理法なので、牡蠣そのものの味が活かされ、香ばしさも楽しめるのでオススメです。

また、生牡蠣にレモン果汁をかけて食べるのもオススメです。レモンをかけることで牡蠣の生っぽさが消え、食べやすくなります。牡蠣に含まれている鉄分は、そのまま食べると体内への吸収率が20%程度と低いのですが、レモンをかけることで、レモンに含まれるビタミンCが鉄分の吸収を補助してくれるのです。

食べすぎには注意

以上のように、低カロリーでダイエット中にもオススメの牡蠣ですが、食べすぎには注意しましょう。牡蠣には亜鉛やプリン体が豊富に含まれているのですが、それらの栄養素は、摂取しすぎると貧血の原因になったり、善玉コレステロールの低下、痛風の原因になったりする恐れがあるからです。目安としては1日10個程度の摂取にしましょう。

まとめ

牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほど高い栄養価を含んでいます。一般的に栄養価の高い食材はカロリーも高めですが、実は牡蠣は牛乳と同じくらい低カロリーです。

ほかの貝類と比べても、牡蠣は低カロリーです。調理法によってもそのカロリーは変化するので、ダイエット中に食べる場合は「ソテー」や「レモンをかけて食べる」といったカロリーの低くなる食べ方がオススメです。

ただし、カロリーが低くて栄養価が高いからといって、食べすぎには注意しましょう。1日10個程度を目安にしておかないと、貧血や通風を引き起こす可能性があるからです。

兵庫県で生牡蠣の通販をおこなっております「平成水産」では、おいしい牡蠣を取り扱っております。ダイエットにも適している低カロリーな牡蠣を、ぜひご賞味くださいませ。