2022年03月

初春の牡蠣鍋

むき身牡蠣をふんだんにつかった牡蠣鍋を作りました。
今回も味噌をベースにして、一日寝かせたあとは、豚肉を入れて、牡蠣のだしと味噌のうまみがたっぷり詰まった
鍋を堪能できるので、是非一度お試しください。

牡蠣鍋のレシピになります。
1,かき300g
2,白菜 1/4カット
3,長ネギ 2本
4,えのき 一束
5,しいたけ 4個
6,春菊 一茎
7,八丁味噌 50g A
8,あわせ味噌 35g A
9,すりごまおおさじ 3杯 A
10、砂糖 小さじ 1/2杯 A
11、みりん おおさじ 2/3杯 A
12、酒 おおさじ1杯 A
13、しょうが汁 おおさじ1杯 A

1,かきは、塩水で汚れをしっかり落とし、キッチンペーパーで水気をしっかりふき取っておく
2,Aをよく混ぜ合わせておく
3,バーミキュラに白菜、長ネギ、えのき、シイタケを並べ、Aを野菜の隙間に入れ、その上にかきを均等に並べてから、ふたをして弱火で30分加熱する。
4,火を止めて春菊を入れ、フタをして余熱で2分蒸らして完成

 

牡蠣のすりおろしガーリックソテー

殻付き牡蠣を、すりおろしたガーリックとバターで炒めました。
みじん切りにしたガーリックも美味しいですが、すりおろしたガーリックで炒めるとさらににんにくの香りが増して、
より牡蠣のうまみを引き出すことができるので、こちらもおすすめです。

厳しい冬を乗り換えた3月の牡蠣も実がプリプリで、すごく美味しいです。
是非、一度お試しください。

牡蠣の一番おいしい旬はいつ?種類別・産地別に詳しくご紹介

6牡蠣-旬

生で食べても、フライにしたり焼いたりしてもおいしい牡蠣ですが、牡蠣の種類や産地によって、旬の時期が異なることをご存じでしょうか。牡蠣は、岩牡蠣と真牡蠣の2種類にわけることができ、それぞれおいしく食べられる時期が異なります。そこで今回は、種類別・産地別に牡蠣の旬を詳しくご紹介します。

牡蠣の旬について

牡蠣は、大きくわけて岩牡蠣と真牡蠣という2種類があります。これら種類によって、一般的な旬が異なるため、注意が必要です。

一般的に、岩牡蠣は夏場の6月から9月頃に旬を迎えます。一方で、真牡蠣はそのほとんどが養殖で、岩牡蠣と反対に冬場の11月から4月頃が旬となります。また、冷凍加工されている真牡蠣であれば、一年を通して時期を問わずにおいしくいただくことができます。

産地別・真牡蠣の旬

北海道の真牡蠣は、ほとんど1年を通して取り扱いがあります。雑味の少ない上品な味わいが特徴です。三陸産の牡蠣は、5月から7月頃が旬になります。ほのかな苦味と、クリーミーさがあいまったバランスのいい味わいが人気です。

また、三重産の真牡蠣は、春先に旬を迎えます。小さめでお手頃価格にもかかわらず、甘みがしっかりのっているため、満足感を味わえるでしょう。瀬戸内産の牡蠣は、産卵前の5月から7月頃が一番の旬を迎えます。熱を入れても縮みにくいことから、加熱調理にもオススメです。

産地別・天然岩牡蠣の旬

富山や福井などの北陸産天然岩牡蠣は、7月から8月頃に旬を迎えます。また、京都産の天然岩牡蠣は、少し早めの6月から7月頃が一番の旬です。北陸・京都産の牡蠣は、養殖に比べると質にばらつきがあるものの、実入りがいいのが特徴です。徳島産天然岩牡蠣の旬は、6月から9月頃と長めに旬を楽しめます。ボリュームのある殻が特徴で、見た目のインパクトが欲しいときにうってつけです。

産地別・養殖岩牡蠣の旬

三陸産の養殖岩牡蠣は、赤崎のものが4月から5月頃、広田湾のものが7月から8月頃に旬を迎えます。実入りのよさと味の安定感が魅力です。京都産と三重産の養殖岩牡蠣は、5月から6月頃が旬となります。京都産の養殖岩牡蠣は、雑味と塩辛さが少なく、上品な味わいとなっています。一方で、三重産の養殖岩牡蠣は、味のバランスがよく人気があるものの、ブランド力から相場が高くなりがちなのが特徴です。

瀬戸内産の養殖岩牡蠣は、7月から8月頃に旬を迎えます。そのほかの養殖岩牡蠣よりも旬が遅いのが特徴で、ほかの牡蠣の仕入れが少ないときにも重宝されています。長崎産の養殖岩牡蠣は、3月から8月まで安定した生産がおこなわれています。なかでも、4月から5月頃にかけて旬となりますが、それ以外の時期でも安定感のある品質を楽しめるでしょう。

牡蠣の種類について詳しく知りたい

牡蠣は、種類によって旬の時期が大きく異なることがわかりました。ここでは、牡蠣の味わいの違いについて、さらに詳しくご紹介します。

真牡蠣

真牡蠣は、太平洋で多く養殖されている牡蠣です。形は細長い形状が特徴で、水深50cm程度の浅瀬を好む傾向にあります。スーパーや魚屋さんで取り扱いが多いのも、こちらの真牡蠣になります。

まろやかでクリーミーな味わいが特徴で、生色はもちろん、蒸し牡蠣や焼き牡蠣としていただくのもオススメです。養殖の方法によって、少しずつ形状が異なっているのが特徴で、牡蠣を密集させて育てた場合には平たい形状に、1つずつ独立させた状態で育てた場合には、丸く分厚い牡蠣になります。

岩牡蠣

岩牡蠣は、真牡蠣に比べるとサイズが大きく、殻が厚いのが特徴です。殻は、20cmを越えるものも少なくなく、大人の手のひらくらいの大きさになります。旬が夏場であることから、夏牡蠣と呼ばれることもあります。磯の香りや渋みを含む複雑な味わいが特徴です。肉厚でジューシーな食べ応えも魅力となっています。

そのほかの牡蠣

日本には、約25種類もの牡蠣が生息しているといわれていますが、真牡蠣と岩牡蠣のほかに食用とされているのが、スミノエガキとイタボガキです。スミノエガキは、真牡蠣よりも大きく、成長が早いのが特徴です。以前は、九州の有明海で養殖もおこなわれていたのですが、最近では衰退してしまい、手に入れるのが難しくなりつつあります。

ボタンガキは、房総半島から九州に生息している牡蠣で、以前は頻繁に食べられていました。しかし、最近ではほとんど採り尽くされてしまい、市場で目にすることはなかなかありません。岩牡蠣に似た見た目と、味わいが特徴です。

まとめ

今回は、牡蠣の旬をテーマとして、牡蠣の産地や種類の違いを詳しくご紹介しました。牡蠣は、その種類や産地によって、旬が異なることがおわかりいただけたでしょうか。真牡蠣は養殖物がほとんどであるため、旬が比較的長く、岩牡蠣の旬は短めになっています。季節に応じて、旬のおいしい牡蠣を選ぶようにしましょう。

兵庫県にあります「平成水産」では、「成寿牡蠣」という牡蠣専門店にも卸している牡蠣を取り扱っています。冬場の旬の時期には、直売所にも多くのお客様にご来店いただいております。殻付き牡蠣はもちろん、剥き身もご用意しておりますので、ぜひ通販をご利用ください。